【暇ズセオリー99】子ども食堂にお届けしてきました
【勝手T.D.Tドネーションご報告】長文です
※掲載にあたり許可をいただいています
横浜にある子ども食堂さんにお届けに行ってきました。
こちらの子ども食堂はもう何回目だろう。
今回はリクエストいただいた食材とだんじり祭りのタオルを中心にお届けしてきました。
過去postにこちらの子ども食堂の子ども達の置かれている環境についてこんなことを書いていました。
「子どもたちのいる環境はかなり壮絶…
施設ではなく、家が生活基盤ですが、家すら危険という…
貧困、暴力、飢餓と隣り合わせの毎日です。
両親のどちらか(大半は母親)が外国人で、言語や文字のハンデも大きく、制度や公的サポートからはダダ漏れです。
今日も子どもたちは明るくフレンドリーではありましたが、新たな困難目白押しでなかなかヘルプレスでホープレスな感じでした。
家で食べることがままならなくて、横浜市の中学は給食が無いので学校でも食べることがままならなくて、角砂糖を主食のように持ち歩いている子がいるようです。(ずーっと毎日とは限らず、時期的なものではあるようですが)
この子ども食堂で食いつなぐということが大袈裟な表現ではないようです。」
という背景から、子ども食堂での食事やお弁当を持たせるために、この度食材のドネーションを募らせていただきました。
おかげ様で全国からたくさんのドネーションをいただき、今日たくさんの物資をお届けすることができました。
皆さん、ありがとうございました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
そして、今回の訪問は今までに比べてとても難易度の高いものでした。
写真の通り、食堂のスタッフさんからリクエストがありました。
・子ども食堂の中でも当然ヒエラルキー的なものがあり、必ずしも円満にドネーションが届くわけではないこと
・我々が「何かモノをくれる人」という存在になっていて、大人との好ましい関係を築けない可能性もあること
をスタッフさんは案じていらしたので、
今回はドネーションは子ども達ではなくスタッフさんに渡して、子ども達とはお話しやゲームを通じて相互理解を深める第1歩にして欲しいというリクエストでした。
実際訪問する前から「どーしたら良いのよ」と結構ナーバスになってました。
実際行っても、特に中学生くらいの男子は我々と話すインセンティブはあまり無いので、何ともビミョーな空気が流れてました。
もちろん話せば気さくにコミュニケーション取れなくも無いのですが、あまり馴染みのない大人と話すよりはゲームをやってる方がそりゃあ良いですよね。
今回は中国人と日本人のハーフの子ども達が殆どで、小学生の女の子以外はほぼ中学生か6年生くらいで、まぁゲームしたり自分達で大抵遊べる子達でした。
女の子は自作の輪投げをしたり、かなり昔(W杯フランス大会)のサッカーゲームなんかをしましたけどね、そんなに長時間でもないので、どれだけ相互理解が深まったかは疑問ではありました。
楽しかったですけどね。
子ども食堂のスタッフさんが案じていらしたことは、確かにそうだと思うので、こちらも関わり方や子どもとの接し方など色々考えないとならないな、新しい課題だなと感じました。
これも活動を続けているからこそ出会えた嬉しい課題ではあるのですが…
個人的には若干モヤモヤ感が残るお届けでした。
また次に繋げます。
ご一緒してくれた、マキコさんとペンちゃん、ありがとう!
またよろしくお願いしますねー